〒221-0834 神奈川県横浜市神奈川区台町15-1 横浜西口KSビル1F
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患者さまへ~当院の感染症対策について~

一般小児科

当院では紫外線殺菌空気清浄機を診察室、待合室に設置し感染予防に努めています。

一般小児科

一般小児科ではお子さんの急な体調不良や小児特有の感染症を幅広く診察治療いたします。

風邪が長引いてなかなかなおらない。
ゼイゼイしている、などの症状があるときは、気が付かない間に喘息になっていたりすることもあります。
また秋になるとよくゼイゼイする、皮膚が乾燥してただれるなどの症状があるときはダニアレルギーがあることがあります。
秋はダニの死骸がふえる季節なのです。
風邪とダニアレルギーの症状が重なっていることもあります。
治りにくい風邪、風邪をひきやすくて困っているなどがあればご相談ください。
早期診断早期治療が大切です。

処方に対する考え方

小児科のイメージ写真

昨日の夜は普通に寝たのに、朝から発熱している。
昼間元気にしていたのに、夕方から急に調子が悪い。
子供の症状は急変することが多いものです。
また明らかな変化がなくても、傍にいる保護者の方の"何かおかしい"という直感はなにより正しいもの。

そのような声に耳を傾けて治療に取り組みます。

実は小児の感染症、なかなか最初からはっきりとした症状が出ないことが多く、時間がたつごとにはっきりしてきます。
少し待ってみる。。というのも治療のひとつ。
もしかするとお薬は必要ないかもしれません。
流行性の発疹症がその代表です。
自分の力で治せないと分かった時、速やかに症状にあわせて適切なお薬をのむのがよい方法です。

風邪をひいたらすぐにお薬(細菌を殺す抗生物質というお薬)というのが本当に子どもによいのか、考えてみる必要があります。

2歳までに抗生物質といって細菌を殺す薬を頻回に飲んでいると5歳になった時にアレルギーがある確率はそうでない子供にくらべて明らかに高いという研究調査の結果がでています。
日本は抗生物質を使いすぎるので、抗生物質に負けない細菌が生まれる素地をつくっていると批判もされています。
耐性菌というものです。
そうするとその耐性菌を殺すためのもっと強い薬を作ることになり、現在の小児はその強い薬を飲まざるを得ない状況に陥っています。
抗生物質をのむと腸内のよい細菌叢が崩れてしまうため下痢になることもあり、整腸剤をしばらく処方することもあります。

当院では子供さんの症状を和らげることができるように、また自分で治癒する力を高めることができるように、お薬の内容を考えていきます。

緊急性の高い病気

とはいえ、"何かおかしい"の中には最初から大変重篤な病気もあります。
腹痛の子供さんは大変痛いので親子とも大騒ぎになることもありますが、ほとんどが便秘だったりします。
しかし、その中にすぐに治療をしなければならない病気が稀に混じっています。
腸重積、細菌性腸炎、IgA血管炎、虫垂炎、腫瘍などがあります。
咳が止まらないという時、症状がでてから日にちがたっていないのにいきなり肺炎や気管支炎になっていることもあります。

こどもによくみられる症状には下記のようなものがあります

  • せき、たん
  • 鼻みず、鼻づまり
  • のどの痛み
  • ゼーゼーする
  • ひきつけ(痙攣)
  • お腹が痛い
  • 嘔吐、下痢
  • 便秘
  • 湿疹(ブツブツ)
  • 肌のカサつき
  • 機嫌が悪い
  • 泣き方がいつもと違う
  • 何となく元気が無い
  • 顔色が悪い
  • 食欲がないなど
  • 生後3ヵ月未満の赤ちゃんの発熱、ミルクや母乳をいつものようにのまない時
  • 下痢嘔吐を繰り返してぐったりしてきた、おむつが濡れないなど脱水の可能性がある時
  • 呼吸をしているとき肩が上がり下がりして苦しそう、胸の真ん中がペコペコへこんでぜーぜー、ヒューヒュー聞こえるなど喘息の症状を疑う時
  • ひきつけをおこした、話しかけても返事をしない、視線が合わないなど痙攣や意識障害を疑う時
  • イヌが吠えるような咳をして声がしゃがれてきた時
  • 30分毎くらいに急に激しく泣き出し治まることを繰り返しているなど腸重積を疑う時

等は注意が必要です。
その他保護者の方が"何かおかしい"と思われるときには、速やかにご受診ください。
院内で可能な血液検査や処置などをしたうえ、必要があれば高度医療機関を紹介いたします。

その他の心配事

日常生活で気になることがあればご相談ください。専門領域の診察が必要であるときは提携病院などへ紹介いたします。

予防接種

乳児の予防接種について

赤ちゃんはいろいろな免疫を母体から引き継いで生まれますが、その効力は成長と共に減弱し、様々な感染症に罹りやすくなっていくため、特定の病気(感染症)の予防に有効とされるワクチンを接種することで、その病気に対する免疫を高めることを目的に行うのが予防接種です。 多くの場合、生後2ヵ月からワクチン接種が始まります。

ワクチンについて

ワクチンは、感染症の原因とされる各種の細菌やウイルスの病原性を弱めたり、また、それらを無毒化したりすることでつくられます。
これを体内に注入することで、抗体(病原体と結合し、それを体内から除去するように働くたんぱく分子)をつくらせ、当該感染症に罹りにくくし、また重症化を防ぎます。

「定期接種」と「任意接種」

なお、お子さんが受ける予防接種には、「定期接種」と「任意接種」の2種類あります。
定期接種とは、国が「一定の年齢になったら受けるように努めなければいけない」(接種の勧奨)と規定しているワクチンです。
とくに感染力が強く、集団での感染のリスクがある病気の予防を目的としており、一番重症化しやすい時期に接種が推奨されています。
費用は公費負担ですので、対象期間に接種すれば無料になります。
なお、対象期間を過ぎた場合は、全額自己負担で実施する「任意接種」となりますのでご注意ください。

一方、任意接種は、国が定める法律外、対象年齢外の予防接種になります。
ただ任意であっても、必ずしも重症化しないわけではなく、中には重症化すると命を落とす危険性の高い病気もあります。
費用は基本的に自費になりますが、任意接種もできる限り受けていくことが推奨されます。

横浜市で実施している定期接種ワクチンについてはこちら

年長児のワクチン 打ち忘れていませんか?

※1回6000円の自費負担ですが、自治体によっては費用の補助を実施しているところもあります。横浜市は補助を実施していません。7歳以上でも受けることができますのでご相談ください。
MR 2期5歳から6歳定期接種
おたふく 2回目5歳から6歳任意接種 ※

小学生以降のワクチン(定期接種)

二種混合11歳以上 13歳未満 定期接種
日本脳炎 2期9歳に達してから定期接種

推奨する任意(自費)ワクチン接種

近年小学生の「百日咳」が増えています。
ワクチンによる免疫効果は5年ほどで低下していくため、ちょうど小学校入学の頃に効果が弱くなっています。小学校入学前の接種が推奨されています。
3種混合ワクチン 5歳から6歳 1回 7,500円
ポリオの抗体価は接種から時間がたつにつれて低下していきます。抗体価が低下するとポリオに感染するリスクが高まります。重症では手足の“まひ”などを引き起こし、後遺症につながります。ポリオには有効な治療法がなく、ワクチン接種が唯一の予防法です。海外では流行している地域があり、国内へ持ち込まれる可能性があります。5回目の追加接種で抗体価を再び上昇させることができます。
不活化ポリオ5歳から6歳 1回 8,000円

子宮頸がんワクチン(定期接種)を推奨しています

子宮頸がんはありふれたウイルス感染で起こる病気で、ワクチンである程度の予防ができます。小学校6年から高校1年生が対象です。6か月間で3回の接種があるためすべてに公費助成をうけるためには高校1年生の9月までに初回をうける必要があります。

令和4年4月から無料でキャッチアップ接種が行われています。
対象となるのは、今年度17歳から25歳になられる女性で、令和4年4月から3年間行われます。
※任意接種(自費)になりますが、「シルガード®9」があり9種のHPV型を含むため、日本人の子宮頸がんの原因となるHPV型の88.2%をカバーします。電話によるご予約で接種が可能です。

9価ワクチン 「シルガード9」が2023年度から定期接種化される予定です。
対象年齢は小学6年生から高校1年生相当の女性で、標準的な接種期間は13歳となる学年(中学1年)です。3回接種になるか、2回接種になるか現在検討されているようです。

またシルガード9の定期接種化後も当面は2価、4価ワクチンも引き続き使用可能となっています。キャッチアップ接種や2価、4価ワクチンとの交互接種の取り扱いについては具体的な内容は、今後検討される見込みです。

子宮頸がんについて

予防接種のスケジュール管理について

当院ではワクチンスケジュールシステムを導入しており、iphoneでダウンロードするだけで煩雑なスケジュールを簡単に管理していただけます。

「予防接種健康被害救済制度」について

予防接種は、感染症を防ぐためにとても重要なものです。
みんなが接種することで集団の感染率をさげることができ、自分の子供も守られるという特徴があります。
しかし、極めて稀ながら脳炎や神経障害など、副反応による重大な健康被害が生じるケースがあります。
万が一、定期予防接種による健康被害が生じた場合は、救済給付を行うための制度があります。
それが、「予防接種健康被害救済制度」です。

当該健康被害が接種を受けたことによるものであると厚生労働大臣が認定した場合は、市町村により給付が行われます(第三者で構成される疾病・障害認定審査会により「因果関係」に係る審査があります)。
ただし対象年齢や受ける回数・間隔を超えた場合には、その対象となりませんので、ご注意ください。

乳幼児健診

乳幼児健診とは

「母子保健法」の規定により、乳幼児に対して市町村が公費で行う健康診査を乳幼児健診(乳幼児健康診査)と言います。
当院は、横浜市の乳幼児健診実施医療機関です。
受診を希望される方は予約システムからご予約いただけます。

育児上のお悩みも遠慮なく

親子のイメージ写真

乳幼児健診は赤ちゃんの健康状態を定期的に確認するのが目的ですが、保護者の方が日頃から気になっていることを医師に相談できる良い機会でもあります。
育児上の悩みや気になることなどがありましたら、お気軽にご相談ください。

横浜市の乳幼児健診

横浜市では、市内在住の乳幼児を対象にした健診を行っています。
実施方法としては、指定日に指定会場で行う健診(4ヵ月児健康診査、1歳6か月児健康診査、3歳児健康診査)と、市内の乳幼児健康診査(無料育児相談)実施医療機関で行う健診として、4ヵ月未満(生後0~3ヵ月)、9ヵ月未満(生後5~8ヵ月)、13ヵ月未満(生後9~12ヵ月)があります。
医療機関での健診では、母子健康手帳健診券綴りの中にとじてある受診票を使用すると、1歳までに計3回の健康診査が無料で受けられます。
受診の際は、母子健康手帳および同手帳に付随している受診票、健康保険証をご持参ください。

※乳幼児健診についての詳細は「横浜市」のホームページをご参照ください。

弱視スクリーニング検査

弱視スクリーニング検査とは

親子のイメージ写真

当院ではお子様の近視、遠視、乱視、斜視などを検出することが可能なスクリーニング機器を導入しています。
痛みや接触はなく、わずか数秒で測定は完了します。

当院では10か月から検査を行っています。
弱視は50人に一人の割合で起こっていると言われていますが日常生活で気づけないことも多いものです。
弱視治療は早ければ早いほど高い効果が期待できるので早期発見が大切です。

乳幼児健診中に、1,000円(税込)にて実施することができます。
詳しくはお問い合わせください。

クリニック外観写真
よこはま にしかげ小児科・アレルギー科
  • 診療科目 / 小児科、アレルギー科
  • 住所 / 〒221-0834 神奈川県横浜市神奈川区台町15-1 横浜西口KSビル1F
  • アクセス / 横浜駅 ジョイナスB1F南12番出口より徒歩2分
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