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花粉症・アレルギー性鼻炎

花粉症 アレルギー性鼻炎、アレルギー性結膜炎など

マスクしている女性のイメージ写真

今年のスギ花粉量は昨年より多いそうです。
マスクをつける他に綿棒にワセリンをつけて鼻の中にぬるというのも一つの方法です。
どうしてもすぐに症状を軽くしたいという方には、保険ではゾレアという注射製剤、自費では皮内免疫療法があります(詳しくは下記参照)。


花粉症の季節になりました。花粉症の症状には鼻炎や結膜炎だけでなく、皮膚炎、頭痛、極度の眠気などもあります。
また鼻炎を放っておくと副鼻腔炎や喘息の原因になったりします。小児の頭痛の原因の多くに副鼻腔炎がありますので注意が必要です。

辛い花粉症の症状は、日常生活に支障をきたすこともあります。

当院では、問診でしっかり話を聞き、検査をして、あなたに合った治療法を考えます。花粉症かなと思ったら、自己判断ではなく早めに受診しましょう。

診断・検査

スギだと思っていたらヒノキ、カモガヤ、ネコ、ダニのアレルギーもあったということも。問診の上詳しい検査をしてみましょう。適切な治療のためにも必要です。

血液検査(特異的IgE抗体値)

大人は血液検査で特異的IgEという抗体値を測ることでおおよその重症度がわかります。
当院では院内に検査機器を置いているので1時間ほどで結果がわかります。

プリックテスト(皮膚反応テスト)

小さいお子様で採血が怖い時は、プリックテストといって皮膚の上に抗原エキスを垂らして針の先で少し押し付ける検査があります。アレルギーがあると15分くらいしてぷくっと赤くはれてくるのでわかります。ただしこの検査はアレルギーを抑える抗ヒスタミンというお薬をのんでいると皮膚が反応しないため、検査するには少なくとも1週間くらいは飲まない期間が必要です。

自分でできる対処法?

避ける

まずは花粉に触れるのを極力避ける努力を。

家の中の花粉量を減らす。

花粉対策のイメージ写真
  • 帰宅後玄関で着替える
  • つるっとした上着をきる
  • 衣類は外干ししない
  • 帰宅後すぐにお風呂かシャワーで洗い流す
  • 掃除をまめにする

などで家の中の花粉量を減らすことができます。布団を外干ししたら花粉が表面についてしまうので、この時期は室内で布団乾燥機を使うのが無難でしょう。こうすることで花粉に暴露されない何時間かを過ごすことが大切です。

外出時

  • マスク
  • 帽子
  • ゴーグル

お天気のよいお出かけ日に花粉は多いです。なんとも悔しいですね。花粉対策用のマスクは、鼻との隙間から花粉が入りこまないようワイヤー入りやピタッと装着感のあるものがよいです。髪の毛は花粉がくっつきやすいので、帽子をかぶる、長い髪は束ねるなどしましょう。

治療法

薬物療法:薬の服用、点鼻、点眼

花粉飛散期が始まり症状がでてきたとき、アレルギー反応を抑えてくれるお薬を飲むと症状が緩和されます。抗ヒスタミン薬やロイコトリエン受容体拮抗薬など鼻汁、鼻閉、目の痒みを抑えてくれるお薬があり、子供から大人まで飲むことができます。症状がひどい時には点鼻薬や点眼薬などもあります。これらを組み合わせて使うことで症状が楽になります。
医師に相談し自分にあったものを処方してもらうのがよいでしょう。またアレルギー症状を楽にする漢方薬もあります。抗アレルギー薬と併用することも可能です。漢方薬には錠剤もありますので錠剤が飲み込める年齢になると比較的服用は簡単です。
それでも症状がとれない場合はIgEというスギに対する抗体の働きを抑える注射製剤があります。使用するには一定の条件を満たす必要があります(詳しくは下記参照)。

アレルゲン免疫療法

薬を飲むだけではなかなか症状がとれない。体質から改善して花粉症を治療したいと思われる方にはアレルゲン免疫療法があります。根本的に花粉症を改善する方法として近年注目されています。


保険診療

舌下免疫療法

錠剤などのイメージ写真

舌の下に抗原エキスから作られた錠剤をいれて治療する方法です。現在はスギ花粉の錠剤があります。錠剤がとけるまで1分程度舌の下で保持し、そのあと飲み込むのが通常のやり方です。直後5分くらい飲食はできません。また熱いお風呂や激しい運動なども2時間程度避ける必要があります。
最初の使い始めは医療機関で安全性を確認しますが、そのあとは毎日自宅でできるので便利です。副作用は口の中がただれたり耳がかゆくなったりすることがまれにありますが、全身性のアレルギー反応は少なく安全性が高いので世界的に行われています。
錠剤には一定のスギ花粉エキスが含有されていますが個人にあわせたものではなく、すべて同じ量です。2000JAUという単位のものと5000JAUという単位のものと2種類があり、最初は2000JAUの少量を1週間、その後5000JAUに増量します。治療期間は3年~5年です。
舌下や口腔内の粘膜にいる免疫細胞が働いて免疫寛容が起きアレルギー症状が出にくくなると考えられています。保険適応で5歳以上の患者さんが対象です。アレルギー学会で認定資格を得た医師が治療を行うことができます。

皮下免疫療法

注射などのイメージ写真

花粉から抽出した抗原エキスを薄めて注射する方法です。症状の出ない充分薄いエキスから始めて、徐々に濃いエキスを注射して体を慣らしていきます。初めは週に1,2回の通院が必要で、十分に濃いエキスが注射できるようになれば月に1回の通院でよくなります。
ここまでにかかる時間は個人差がありますが、1年から2年くらいです。その後は月に1回の通院を2年~3年おこなうのが目安です。副作用としては増量時に予想できなかった全身性のアレルギー反応が急に起こることがあります。ですから救急対応が可能な医療機関で行うことが必要です。
当院では経験豊富な専門医が治療にあたり、近隣の救急病院との提携もあるため安心して治療していただけます。保険適応で5歳以上の患者さんが対象です。

以上二つの方法はスギ花粉飛散期の1月~5月にかけては始めることができません。5月以降の治療開始となります。

オマリズマブ(ゾレア)注射製剤

当院では、季節性アレルギー性鼻炎(スギ花粉症)に対するオマリズマブ(ゾレア)注射製剤を行っております。
既存治療で効果不十分な重症又は最重症の患者様が対象です。

以下の条件を満たすことが必要です。

  • 12歳以上
  • 原因となる花粉抗原(スギ)に対して特異的IgE抗体が陽性(クラス3以上)であること
  • 花粉抗原の回避を行い、鼻噴霧用ステロイド薬やケミカルメディエーター受容体拮抗薬を併用しても重症又は最重症のアレルギー性鼻炎症状が認められること
  • 体重が20kg以上、初回投与前総IgE値が1500 IU/ml以下であること

注意点:

  • 抗ヒスタミン薬内服と併用します。
  • 花粉飛散期の12週間を目安に2又は4週間毎に院内で皮下注射します。
  • 対症療法であり、体質改善などにはなりません。注射しているときだけ効果があります。
  • 初回投与前の体重と血清中総IgE濃度により1回あたりの投与量並びに投与間隔が違ってきます。

費用の目安

費用
薬物療法 通常の初診または再診料と薬剤処方料
舌下免疫療法 月2,000円~3,000円程度
皮下免疫療法 月5,000円~6,000円程度
ゾレア皮下注シリンジ薬剤費 75㎎シリンジ 14,812円 / 150㎎シリンジ 29,147円
 ※一ヵ月の窓口負担額 平均30,000円
(ただし体重と治療前総IgE値により大きく変わります。)

自費診療

皮内免疫療法

注射などのイメージ写真

受験や仕事などで集中力が必要なためすぐに効く治療をしたい方、喘息や皮膚炎、目のかゆみなど鼻以外にも比較的強い症状があり、抗アレルギー薬のみではなかなか改善しない中・重症の患者さんに当院では皮内免疫療法を行っています。花粉から抽出した抗原エキスを薄めたものを皮内(表皮の少し下の部分でほとんど表面に近いところ)に注射して治療します。
注射するアレルゲンの量は一人一人テストして決め、皮内に注射しても全く症状がでない量を見つけるため安全です。テストで見つけた治療液を週2回皮内注射します。皮内注射は少し痛みを伴いますが5歳以上のお子さんで治療やテストの意味が理解できているときは可能な範囲です。

特徴として舌下及び皮下免疫療法と違う大きな点は、

  1. スギ花粉飛散期でも始めることができる。
  2. ヒノキ、カモガヤ、ハンノキ、シラカバ、ブタクサなどの治療も行うことができる。
  3. 効果が早く出始める(概ね2週間程度)ので治療期間が比較的短い(1年~2年程度)
  4. 花粉の飛散時期だけ治療し、中断が可能。翌年再開できる。(再開するときは治療液濃度の調整は必要です。)

などです。

テストで確かめた安全な量を治療に使い、増量は一定期間しませんので、副作用が少なく遠方の方は自宅でも治療が可能です。現在は自費の治療となります。

詳しくは無料相談セミナーで説明していますので興味のある方はご参加ください。
ウェブから予約ができます。

≫患者さんの治療成績

費用の目安

エキス希釈液による皮内免疫療法

費用
※費用は税込み価格です。
※2019年4月よりエキスの価格高騰のため、一部費用を変更しました。また、表示を税込み価格に変更しました。ご理解のほどよろしくお願いいたします。
初回 1抗原につき:プリック検査+皮内検査+指導料 50,000円
追加1項目につき 25,000円
再診 週2回皮内注射 1項目につき 750円/回
追加1項目につき 500円/回

特許公開番号:2019-112335
特許公開日 :令和1年7月11日
経真皮免疫療法における治療適量の判定方法及び判定キットの開発

2018年から皮内免疫療法をはじめたスギ花粉症11人の治療経過

治療開始前と後のスギ花粉飛散期中、最も症状が悪い時のQOL比較

日本アレルギー性鼻炎標準QOL調査票(許可を得て使用)
QOLは有意差をもって改善

治療開始前と後のスギ花粉飛散期中最も症状が悪い時の重症度薬物スコア比較

症状薬物スコア(日本アレルギー協会制作 監修大久保公裕)
症状薬物スコアは有意差をもって改善

クリニック外観写真
よこはま にしかげ小児科・アレルギー科
  • 診療科目 / 小児科、アレルギー科
  • 住所 / 〒221-0834 神奈川県横浜市神奈川区台町15-1 横浜西口KSビル1F
  • アクセス / 横浜駅 ジョイナスB1F南12番出口より徒歩2分
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